1. HOME
  2. 場所
  3. 鶏に懸けた男たちが創る「Gの鶏そば」
場所

鶏に懸けた男たちが創る「Gの鶏そば」

場所

598

こんにちは。
日々、バイクに乗って市内を撮影しまくっているフォトグラファー修行僧、Cassiva(カッシーバ) 編集長のナカムラです。

香芝は焼き肉・焼き鳥・シュラスコなど旨い店がたくさんある「肉の激戦区」

大きめの仕事を終えた今日はガッツリと肉が食べたい。
ビールも飲みたい。
いろいろあるけど、焼き鳥屋に行くしか無い!

今日は、近鉄 五位堂駅から徒歩20秒にあるお店「焼鳥とお茶漬け・風神」さんに行ってきました。

一人で飲みにいく事が多い私にとって、カウンターがあるお店はとてもありがたい。カウンターで一人、鶏が焼けるのをじっくりと眺めながらビールを飲む。
至福のひとときです。

焼き鳥も煙で食わせる。炭火でじっくり焼きあがるのを眺められるカウンター席

部位ごとに一番美味しく焼き上げた鶏を、出てくるそばから食べる幸せ。一人で行くからこそできる贅沢なご褒美です。

なんでこんなにもこの店の焼き鳥は美味いのか?
知りたくなったので店長の橋本さんにお話を伺いました。

───なんで「鶏専門の店」にしようと思ったんですか?

店長・橋本さん:
私が鶏料理が大好きだからです(笑)
上質で新鮮な銘柄鶏って生(レア)で食べれるんですよ!これが本当に美味しくて。こんなに美味いものがあるのを多くのお客様に知ってほしい。食べて欲しい。そう思ったのがきっかけの一つです。

───ささみの造りやタタキなど、生で食べられるお店ってあまりないですよね?

店長・橋本さん:
そうなんですよ!うちの店には絶対的に信頼できる鳥屋(肉屋)さんからお肉を卸してもらっています。
鶏肉を知り尽くした、自称・鶏のヘンタイさんが持ってくる肉に間違いは無い。だから自信を持ってお客様に提供できるんです!

───鶏料理というと、ヤキトリが一番に思い浮かぶのですが、風神さんはちょっと変わっていて、メニューの最初に載っているのは「タタキ」と「ユッケ」ですね。

店長・橋本さん:
うちの料理長(奥本さん)は、長年に渡って焼鳥と鶏鍋を専門にやってきた鶏一筋の男です。
彼と一緒にメニューを開発する中で、王道の「串打ちの焼き鳥」はもちろんやる。しかし、串に刺さない鶏料理としてのヤキトリをやる。
鶏のヘンタイさんが持ってくる生でも食べられる新鮮な鶏肉を如何にしておいしく食べてやろうか?
その一心で作り上げたのが当店自慢のメニューが「タタキ」と「ユッケ」なんです。

───鶏好きの私には大変ありがたいお店です。美味しい鶏肉って何が違うんですか?

料理長・奥本さん:
簡単に言うと、「血統」と「飼育環境」の2つで鶏肉の旨さが全然変わってくるんです。
そして、その肉にあった調理方法で美味しさを引き出します。たとえば、「炙り焼鳥」に使っている鳥取県の「大山(だいせん)どり」は、肉のしっかりとした旨味と甘味がある肉です。これを高温の炭火で鶏油をかけながら皮をパリッと焼き上げると、その旨さが引き立つんです。

───風神さんは「焼鳥とお茶漬け」とあるようにお茶漬けもメインなんですか?

店長・橋本さん:
「今日、家に帰ってもご飯無いな…」という時でも、気軽に焼き鳥とお酒、そしてシメにお茶漬けと、お一人様でも普段使いできるお店でありたいと思いお茶漬けもメインとして提供しています。

───なるほど!でも、この「Gの鶏そば」が気になります!

料理長・奥本さん:
ぜひ!私が皆さんに本当に食べていただきたいのは、この鶏そばなんです!!!料理人としての全てをこの鶏そばに懸けました!

Gの鶏そば

一見、濃厚でしつこそうに見えるけどそんなことはなく、クリーミーなふわっとした泡のスープがとても美味い。専用の辛味をかけて食べるのもいいけれど、そのまま一気に食べ尽くせます。

鶏料理一筋の料理長・鶏肉のエキスパート・鶏料理好きの店長が試行錯誤し、こだわり抜いて作り上げた鶏そば、本当に旨い。
「旨い鶏料理を食べてほしい。」その思いが詰まった鶏そばでした。

しかし、これをシメのラーメンにするのはもったいない。
これを目当てに、この店に来るのが正解です。
ぜひ皆さんにも食べていただきたいです。

ごちそうさまでした!