香芝市から大阪への高速道路のアクセスが、大きく変わります!
Hello, World! ナベです。
私が香芝市に来て、はや3年。
電車でも、車でも、色んな所にアクセスしやすい立地だと思います。
特に大阪へのアクセスは、電車でも上本町までは直通ですが
車でも高速道路で30分くらいなので、コロナ禍という事もあってよく使っています。
しかし、そんな香芝市から大阪への高速道路のアクセスが、大きく変わります。
それが阪神高速14号松原線の喜連瓜破(きれうりわり)と三宅間の終日通行止めです。
これにより、香芝市から柏原インターで西名阪自動車道に乗って、松原を経由して、阪神高速14号松原線で大阪に行く
というルートが寸断されてしまいます。
今回の通行止めは、喜連瓜破付近の橋梁をかけ替えるためです。
橋桁が垂れ下がってきており、今までもケーブルで左右から持ち上げていましたが、この度抜本的な対策となりました。
で、この通行止めの工期なんですが、なんと約3年間が予定されています。
つまり約3年間は、近畿の高速道路や周辺の一般道路に影響があるということです。
詳しくは特設サイトをご覧ください。
さて、ここでいくつか整理です。
【一般道路を介したう回乗継】
普通、高速道路を一回下りてしまうと、乗ったままに比べて別途料金がかかってしまいます。
しかし今回、通行止め期間中は一般道路を介したう回乗継が利用できます。
通行止め区間を一般道路でやり過ごすので、ある意味一番わかりやすいですね。
ただこの一般道路プラン、ほぼ間違いなく渋滞に捕まります。
現状でさえ「セブンパーク天美」で土日は結構渋滞していますしね。
一番近いのは三宅西出入口⇐⇒喜連瓜破出入口ですけれど、間違いなく混むので
少し距離はありますが、まだ駒川出入口経由の方がマシかなと思います。
【高速道路を利用したう回】
恐らくメインになるであろう、高速道路でグルっと大回りする方法です。
こちらも14号松原線をう回する近畿自動車道・13号東大阪線・6号大和川線などを利用するルートが
通行止め前の14号松原線と同一の料金で利用できます。
①13号東大阪線ルート
松原JCTから近畿道を経由して、13号東大阪線で大阪へ向かうルートです。
おそらく最も利用者が多いかと思いますが、第二阪奈道路との合流が鬼門となるかと思われます。
24時間のうち、8時間以上渋滞するとの予想箇所が複数あります。
②6号大和川線ルート
6号大和川線⇒4号湾岸線⇒16号大阪港線と乗り継いで大阪へ向かうルートです。
2020年に大和川線が開通した事で使えるようになったう回ルートです。
①と比較して走行距離は7kmほど伸びますが、現状では大きな渋滞が無さそうなので「急がば回れ」ということでしょう。
基本的にはこのルートが良さそうです。
③幻の大和川第一ジャンクションルート
現在はまだ事業化されていませんが、実は6号大和川線と15号堺線は繋げる計画があります。
それが大和川第一ジャンクションです。
で、現状これにもっとも近いのが6号大和川線鉄砲出入口⇒国道26号⇒15号堺線住之江出入口で乗り継ぐことです。
注意点としては【一般道路を介したう回乗継】に指定されていないので、料金としては高速道路を2回利用した形にはなります。下りなければ1110円、下りたら1460円なので、やや割高。
また国道26号も渋滞が予想されますが、700mしか離れていないのでまだ何とかなるんじゃないかなと思っています。
あと阪神高速の渋滞予測では、1号環状線でも複数個所で渋滞が見込まれています。
なので難波へ向かう場合、環状線でグルっと回るのは恐らく結構時間がかかるので
芦原出口から下道で向かった方がスムーズじゃないかなと思っています。
以上、阪神高速14号松原線の喜連瓜破と三宅間の終日通行止めで
香芝から大阪へのアクセスが結構変わりそう、というお話でした。
またアプリなどで渋滞情報を確認する、場合によっては行きと帰りで別のルートを選択する
なども有効かと思われます。
大阪にもっとも近い香芝市だからこそ、あらかじめ知って備えて、上手に高速道路を活用していきましょう。