香芝市商工会女性部、愛称は“ひるのぶ”
前回は、女性部発足のきっかけなどをお話ししました。そして、2020年夏に香芝市商工会女性部準備委員会が始まりました。
“どんな会にしたいの??”
準備委員会を始めることになり、私がこれまで商工会行事などでお会いしたことのある方や繋がりのある女性事業者さんに少しずつ声掛けを始めました。すると、早速いろんな声が聞こえてきました。そのほとんどは、興味を持ってくれる方から賛同の声でしたが、一方、
『ジェンダーフリーや男女共同参画社会の時代にあえて女性に限定したグループをつくる必要があるの?』
というお声も。たしかにその通りかもしれません。
発足理由のひとつは、女性事業者の中には、家事・育児・介護などと仕事を両立している人が多く、比較的夜に集まることが多い青年部などの活動に参加するのは大変という声があったため、性別にこだわるというより、日中に活動できるグループを作りたいということがありました。
また、そのように家庭と仕事を両立しながら事業を行う人にもビジネスに関する情報交換や相談事などを話せる“場”を身近に作りたい(自分も欲しい)という想いがありました。
もともと商工会組織には、女性部という枠組みが存在していたので、そのうつわを使わせていただきグループを立ち上げるのが自然な流れであると思ったため、あえて女性部となりました。
“みんなのためのグループにしたい”
ミーティングを重ねるなかで、女性部の愛称を決めようということになりました。私たちの想いは、香芝で事業を行う者同士、性別に捉われることなく、主に日中活動しやすいメンバーで交流したり、学んだり、ゆくゆくは地域に貢献する事業を行う“場”を作ること。青年部が夜の部だとしたら、女性部は昼の部!この“ひるのぶ”というのが、私たち香芝の女性部を表現するのにぴったりな言葉のような気がしてきました。
こうして、香芝市商工会女性部は、“ひるのぶ”として、動き始める準備をすることになりました。
今日はここまで。整理収納アドバイザー、空間エコロジー研究所の村岡でした!