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意外と知られていない神社と歴史

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こんにちわ。ライターのやまもとです。
もう12月になりましたね。朝、夜はすっかり寒くなってきましたね。2020年ももうすぐ終わりますが今年1年間はほぼ毎日マスクをつけていた1年に感じました。それも今年の始まりから流行りだした新型コロナウイルスのせいですね。今もまだ世界中で猛威をふるう感染症ですが歴史上では過去に何度も世界のいたるところで確認されています。

今日、ご紹介させていただくのは志都美神社というところなんですがここ香芝にかつて感染症との闘いの痕跡ともいえる史料が断片的に残っています。

この志都美神社の本殿裏の石垣に刻まれたコレラの流行に関わる石碑です。
(明治十二年八月  虎列拉(刺)病  流行  氏子祈願  無一人患者庶人観呼奉納) とあります。碑文の意味は[1879年8月、コレラが流行し、氏子が志都美神社に疫病退散の祈願を行ったところ、村から誰一人も患者を出すことがなく、皆が歓び、この石碑を刻んで奉納した]ということです。
過去に香芝の村でも感染症があったということなんですね。今もまだ新型コロナウイルスの影響はうけていますがいつか終わることを願いたいですね。